豊洲論3 都議選前の小池知事のご決断
6月20日の記者会見で小池知事がご判断されたのは、築地は守る、豊洲を生かすということでした。
事実上の築地再生であり、豊洲への一時避難であると思います。
5年後に築地が市場機能を持つ食のテーマパークとして再生されるということです。
そして、豊洲も物流センターとして有効に活用していくということでしょう。
将来的には、豊洲の活用方法についての流動性が高いということだと思います。
築地ブランドを再生、強化していくことについての、不退転の決意表明会見であったと思います。
批判の一つとして、築地の土地は売却あるいは賃貸の方が何かと効率が良い(お金が増える)ということがあります。
しかしながら、再生築地の方が都民の利益になっていくのであれば、その方が良いでしょう。
会見において、小池知事は都議選を控えて、はっきりと伝えずらい部分もあったでしょう。ですから、会見は歯切れが悪かった部分もあったと思います。
以上のことを踏まえて、今一番言いたいことは、
「築地の土地で、水産市場を含む食のテーマパークよりも優れたコンテンツがあるとすれば何?」
ということです。
マンションですか?ITセンターですか?アニメですか?カジノですか?企業に白紙で任せますか?
批判するにあたっては、それを示して欲しいと思います。
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